疲れやすいアスペルガー症候群のための「休息日ルール」
From : INてぐらる
しっかりと休みを取る、これは過度な疲労状態の回避や精神的、肉体的な疲労からの回復にとても有効なアクションです。
そして、これは毎日決めてしっかりと休むようにするのが基本です。
そして、ここにもうひと押ししてみましょう。
それは、日々の適切な休憩に加えて、自分の中のルールとして、最低でも1週間に1日、「休息日」を決めて楽しみながら休むようにするとより疲れにくくなります。
今回はこの休息日の役割と意味、そしてその休息日のポイントをお伝えします。
もし、あなたがより疲れから回復しやすくなりたいのであれば、続きを今すぐ読んでください。
・小休止+大規模メンテナンスのサイクル
それでは、「休息日」の意味合いとその役割について説明します。
これは、日々の休憩を「微調整」や「小休止」と表すのなら、「休息日」は「大規模なメンテナンス」という風に解釈されます。
車で言うなら、ガソリンスタンドで少し洗車や軽い点検が日々の休憩で、車検のように大規模なのが休息日と言うイメージで構いません。
または、学校の時間割でいうなら「合間の休憩時間」と「昼休み」のような関係です。
このようにあらゆることで「小休止」と「大休止」は組み合わさって活用されています。
それが効果的だということです。
このように、小さい休憩よりも少ない頻度で質の高い休憩を取ることによって効果的にリフレッシュできるのです。
そして、休息日のように1日使ってしっかり休むのは、とても質が高い休息です。
・休息日の過ごし方5つのポイント
では、効果的に大きく休むために「休息日」に気をつけたいポイントをお伝えします。
①予定は立てない
まず、何時に何をしようといった予定は立てない方がいいです。
確かにアスペルガー症候群の場合、予定を立てて行動した方が、1日の全体が見えるのでスムーズに動けます。
しかし、休息するという点においては、「計画通りに動かなきゃ」という気持ちになりそれがストレスになることもあります。
つまり、休息日はあえて予定を立てない方がいいのです。
逆に、確実に予定が入りそうな日は休息日にしないことをオススメします。
②あえて思いつきで行動する
では、どのように行動したらいいかというと驚くかもしれませんが「思い付き」で行動するのです。
「本が読みたい」と思えば本を読み、「寝たい」と思ったら寝るのです。
これは、あなたの自然な感覚や思考から思いついた行動ですので、ゆるりと行ってみてください。
③普段よりもゆっくりと行動する。
しかし、単に思いつきで行動してしまうと「あれもこれも」という感じでたくさんやってしまい結果疲れてしまうことになってしまいます。
ですので、意識してゆっくりと行動して、身体や精神を整えるイメージで行動するといいでしょう。
常に「ゆったり行動する」というイメージで過ごすのです。
④適度に体を動かす。
もし、体がだるい等、体調不良でなければ散歩などで適度に運動するとより効果的です。
もちろんしすぎてはいけません、むしろ普段から散歩などをしているのであれば半分ぐらいのボリュームでやるといいでしょう。
⑤外出は疲れない程度に、基本は避ける
外出してリフレッシュは、アスペルガー症候群の場合あまりオススメはしません。
なぜなら、人の声などの環境音だけでストレスになる場合があるからです。
基本的には、外出は控えましょう。
しかし外出した方がいい場合もあります。
それは、「家の方がストレスを感じる」時です。
ただ、滅多にないと思いますので、休息日の外出はしないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
ぜひ休息日を設けてみてくださいね。
アスペルガー症候群の大きな活躍へ
INてぐらるでした。