「過集中」をコントロールし味方につける3つの習慣
From : INてぐらる
アスペルガー症候群のマイナスに働いてしまう特性として、過集中があります。そして、この過集中はコントロールできれば「驚異的な集中力」として強力な味方、つまりプラスの特性になります。
この過集中と驚異的な集中力については、このブログでも何回かお伝えしてきました。
また、この集中力を活かして活躍した人の話を紹介しました。
今回は、過集中をコントロールし、「驚異的な集中力」へと変化させるために、私がやっている3つの習慣をお伝えします。
この習慣をヒントにし、方法を考え実践することで、あなたは真の集中力を得ることができます。
・過集中の悪影響
ここで、過集中の悪影響を確認しておきましょう。私は驚異的な集中力への変化と表現しましたが実際は逆で驚異的な集中力が「暴走」した時に起こるのが過集中です。
(以前は、私も混同して使っていましたが・・・)
つまり、元々備わっていた集中力があなたのコントロールを無視して暴走し、制御不能になり、あなたの行動・態度などが「暴走状態」になることが過集中です。
このような状態ですから、過集中の悪影響はとても大きく、無視できません。疲労・完璧主義傾向などさまざまなマイナスの状態につながります。
ですので、あなたは自由に活躍するためにも過集中をコントロールし、驚異的な集中力に戻さないといけません。
・集中をコントロールする習慣
それでは、ここであなたがあなた自身の集中力をコントロールするヒントとなる私が集中力をコントロールするするために行なっている習慣をお伝えします。
1つめの習慣:メリハリをつけて行動する。
これは、あらゆる活動を時間を決めてコントロールし、日々を送るのです。これにより、「集中」そのものをコントロールすることができます。しかし、過集中の傾向が強いと、その時間が守れないかもしれません。
その時は、タイマーなどで時間を決めることで集中力が暴走する前に、止めるのです。そうすると次第にタイマーがなくてもコントロールできるようになります。
2つめの習慣:余裕を持つ。
これは、日々のスケジュールに余裕を持たせるということです。これには2つのメリットがあります。1つめが、集中力を使う活動そのものをコントロールしやすくなるので、結果的に集中力のコントロールができるようになります。
2つめのメリットが、強迫観念からの過集中が起こりにくくなり、正常な集中力として操作しやすくなるということです。私の過去の経験から過集中になりやすい時は、「しなくてはならない」という思いから過集中が発生している時が多かったのです。
確かに最初は「やりたい」から始まっていましたが、余裕がなくなると「望み」が「義務」となり、プレッシャーになってしまっていたのです。そして「暴走状態」になってしまうとたとえ「義務」だとしても、集中が失うことはありません。そして、暴走状態がますます続きます。
そこで、無理のないスケジュールを計画することで、精神的・肉体的な安定を保つことで「やりたい」を「やらなければ」に変化することを防ぎます。
余裕あるスケジューリングには、ToDoリストがおススメです
3つめの習慣:心身のサインに耳を傾ける。
この習慣は、もっとも重要かもしれません。あなたはあなた自身の心身のサインに注意しなくてはいけません。
少し前に、脳疲労の記事を書きました。それはこちらです↓
この後、私はこの人の本を手に入れ今読んでいる途中ですが、その過程でわかったことが1つあります。それが「疲労」と「疲労感」の違いです。
簡単に説明しますと、疲労を認識すると疲労感を脳は感じます。疲労感は「脳のサイン」です。極端に言えば「このまま続けたら、生命に関わる」というサインなのです。そして、このサインをしっかり認識したらあなたはその作業を止める必要があります。
しかし「過集中」の時は、このサイン自体を認識することができなくなります。鈍くなり、気付いた時に一気に感じてしまい、ダメージが大きくなります。
ですが、朗報があります。過集中の手前にサインは必ず脳から感じます。それを感じて作業を止めれば、過集中にならずにすみます。
過集中の手前のサインをキャッチしてください
・集中力をコントロールし、有意義に生きる
いかがでしたでしょうか?
過集中を集中力に戻し、コントロールして、有意義な生活を送ってください
アスペルガー症候群の大きな活躍へ
INてぐらるでした。
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