体験談は読むな!本気で素早く成長したいなら・・・
(画像はぱくたそ様より)
From INてぐらる
結局のところ、日本で、アスペルガー症候群を含む発達障害が注目され、フォーカスされてきたのは、この数年くらいの話でしょう。いい流れであるのは確かです。
ですがそれ故に、当事者も自己理解が十分にできない、サポートする側も理解ができないというように、知識やスキルが十分でないのが現状です。
そのような背景があるので、机上の空論や、偏りすぎた体験談のようなコンテンツが目立ってしまっています。ひどいと、あまりにも役立たずな「発達障害支援サービス」が問題になったりしています。
ですので、あなたが大きく成長できないのは、決してあなたのせいでは無いのです。私を含めて、知識もスキルも足りないから、あなたをうまくサポートできないのです。(せめて、普通とは異なる視点で役立つ情報を提供して、お役に立てればと思っています。)
とはいえ、単に体験談が全く役に立たないわけではないのです。ですが当事者にとっては使いにくいのです。
・体験談はどのように使えるのか?
体験談の価値が高まるのは、以下の3つの使われ方をした時です。以下のような目的の時に意味があります。
①体験談は他者の理解を求める
体験談は、他者に、主にサポートしてほしい人への理解を実現することができます。また、サポートしたい人が当事者を正しく理解する時のヒントとして使えます。
もちろん、私自身、リサーチとして活用できるでしょう。
②体験談は上級者向け
体験談は、そこから上手くいく要素を見つけ出して、応用できる人に有効です。これには、思考力やある程度の知識、そして「これをどのように活かせるか?」という視点に慣れる必要があります。
これは、目の前の問題や感情的な課題を乗り越えないと難しいのです。
③体験談は証明
私は、体験談をこのように活用することがとても多いです。要するに、私が伝えたいアイデアは、私にどのような効果をもたらし、どのように私を変えたのか?ということを伝えて、アイデアの価値を高めているのです。アイデアの実行をしやすくすることができます。
つまり、具体的な解決策・アイデアを証明するために、証拠として体験談を使うのです。体験談そのものに価値はないのです。
これらのことから、体験談はそもそもあなた向けでなかったり、ある程度学んだ人向けであったりするのです。
そして、そのコンテンツが、体験談メインだと本当にあなたにとって価値のないものになってしまうことがあります。本当に良いコンテンツは、具体的な解決策・アイデア・ロジックがあり、それの事例や証明、深い説明のために体験談を活用しているのです。
もうお判りでしょうか?多くの体験談は、あなたを助けるアイデアが無いのです。体験談自体がアイデアなのでしょうが、そこからヒントを得るには多くの知識や多くの思考回数が必要で、あなたにとってあまりにも非効率なのです。
・今は、他の分野から生き方のヒントを得よう。
前回の記事でもお伝えした通り、今は他の分野の知識や仕組みから、アスペルガー症候群であるあなたのヒントを得ることをお勧めします。
あなたが自分自身で成長できるように、色々なところから学んでくださいね
アスペルガー症候群の大きな活躍へ
INてぐらるでした。
P.S. 人生のヒントを得たいなら、私が運営しているこのメディアがオススメです