ダビデとゴリアテとアスペルガー症候群
From : INてぐらる
これは、聖書にある有名な話です。
ゴリアテは3mくらいの巨人の兵士、羊飼いの少年であるダビデ、普通に考えて決闘となれば、ダビデは勝てません。しかも、ゴリアテは槍や剣を持っていました。
しかも、ダビデは石投げ器とそのための石を5つほどだけ持って、戦いに挑みました。
しかし、ダビデはその石投げ器を駆使して、ゴリアテの頭に命中させ、ゴリアテを倒しました。
私はキリスト教徒ではありませんが、ここからアスペルガー症候群が充実して生きるためのヒントがあったのです。
・ゴリアテと同じ装備なら勝てなかった。
ダビデが勝てたのは、慣れていた石投げ器を武器にしたということでした。同じような装備なら、羊飼いの少年であるダビデは慣れてなかった道具を使ったために負けていたでしょう。
そして、ゴリアテに対しても意表をつくことはできなかったでしょう。現にゴリアテは、ダビデが武装していないので油断しました。結果、負けました。
この考察に、私たちの生き抜くアイデアがあります。
そのアイデアは、「普通の人と、違うルールで、違う武器で、普通と戦う」ということです。
・普通の人と同じルールなら、辛いよね。
ですので、私たちは正しく道から外れ、自分の独壇場を作るべきなのです。そこではほとんど常勝できるぐらいの武器を獲得するのです。
実際、彼ら普通の人と同じようにやっても、私たちにとってとても不利なのです。1つを極めても、「いろんなことをそこそこ」を求められ、実力行使より「コミュニケーション」を求められる・・・
であれば、そもそも勝てない舞台に立ってしまっているのです。ここに多くのアスペルガー症候群が苦しむ原因があるのです。
例えば、戦争では今ロボットが遠隔で敵地を攻撃する時代が来ています。私たちに敵はいませんが、これぐらい圧倒的に勝てる状況を創り上げる、もしくはそこだけで戦うことは非常に価値のあるルールになるでしょう。
具体的な例は、15歳でコーヒー焙煎のプロフェッショナルになった岩野 響さんのストーリーがまさに、勝てる舞台で戦うという例です。
ジョブズやビルゲイツもそうです。というより、大きなことを成し遂げた人は、自分の得意なところでしか戦いません。
・まずは、武器を探そう。
とはいえ、自分の最高の武器、最高の舞台がどこか?というのはなかなか見つかりません。私も一度、パズルと芸術を組み合わせた武器で芸術の舞台で戦おうとしましたが、とりあえず今では趣味に落ち着いています。
つまり、試していく姿勢が重要になってきます。その武器を創り上げるのが、強みです。
・優れた戦略家の教え
優れた戦略家は「戦う前に勝ちます」、というより「負けない」のです。
彼らは戦う前に勝つぐらいの策を練ります、当然です、戦争はその国全てを賭ける手段です。ですので、交渉もしますし、暗躍もします。
この姿勢が大事なのです。特に、極まった才能を発揮できるアスペルガー症候群にとっては・・・
アスペルガー症候群の誇りある人生のために
INてぐらるでした。
P.s. 15歳でコーヒー屋さんになった彼の自伝は、大きなヒントになるはずです。とはいえ、体験談ですので、注意して読んでください。
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