From : INてぐらる
アスペルガー症候群で、自分の理想を築ける人、ゴールの達成が成された人、あるいはどれほど小さな目標でも、喜んで達成できるような状態の人は、例外なく”覚醒”していると思います。
彼らは、理想やゴールのためなら、何が何でもそれを成し遂げようとします。時には、一般的にはグレーに近い(時には、ブラックなことも)こともやります。
つまり、彼らにとっては、理想こそが基準であり、彼らの振る舞いはゴールが決め、善悪の基準すらも、「理想に近づくことが善、他は全て悪」となっています。
つまり、彼らの絶対は「自分で決めた理想」なわけです。私たちがこの領域に達する、つまり「覚醒」するには、自分で理想を決める必要があるわけです。
では、その理想を作るには、どうすればいいのでしょうか?
・自分の「情熱」を聴く
その方法は、自分の情熱を聴くということです。感じ取り、我が儘かもしれないけど、やらずにはいられない、そんな答えを見つけるのです。
そこに理想があり、あなたの正義があります。
・善悪なんて考えるな!
ただしこの時、善悪は考えなくてもいいです。そうです、完全な欲望でもかまいません。なぜなら、このタイミングで善悪を考えても、「常識」や「周りの人」の善悪だからです。
つまり、真実の善悪ではありません。覚醒したアスペルガーの善悪の基準は「理想」でしたよね?
つまり、先に理想・ゴールを「情熱のみ」でつくります。そこから、善悪や哲学を組み立てるべきなのです。
人助けをしている人は、それが理想だから、それが情熱だから「善人」なのです。
また、善悪という概念がそもそも、ゴール達成という点においてほとんど役に立たないのです。
なぜなら、善意からの行動が必ずしも善ではないということです。「余計なお世話」という言葉があるように、悪になることもあります。善意がなくても、結果として善の行動になることもあります。
そして、重要なのは・・・
「これは全て受け手の問題」ということです。受け手によって結果が良いものであれば、その過程がどうあれそれは善になります。
これは、議論する点というより、事実そうなのです。
であれば、ゴールを決める時、ゴールを達成する時に、善悪を考えてしまえば、それはもうあなたのゴールではなくなります。
そうではなく、先にゴールを決めてから、自分の善悪を決め、その上で人のことを考えて行動すればいいということです。
・もちろん、犯罪を犯してはいけないが
もちろん、私はあなたに犯罪を犯せとは言いません。犯罪を犯して叶えられる理想にロクなものはありません。
そうではなく、覚醒したアスペルガーは「真の正義、哲学を普通の人以上に守る」ということを押さえておいてください。
一般的な善人が、必ずしも価値を生み出しているわけでもありません。時に悪人に見えるほどとんでもないことをしている人が、善人以上に価値を生み出しています。
アスペルガー症候群の誇りある人生のために
INてぐらるでした。