自己中なアスペルガーが成功する理由
From : INてぐらる
アスペルガー症候群に対して度々言われるイメージは「自分勝手」「自己中」です。
多くの人はマイナスと捉えがちですが、私はこれがアスペルガー症候群にとって非常に良いと考えていますし、もっとこの部分も身につけられたらなと本気で思います。
私たちは、普通の人の影響で、これを直そうとしますし、悪いイメージを持っていますので、このようにならないように振舞います。
もちろん、完全に自分勝手ですと、「価値」を生み出せなくなりますが、上手く活用することで、アスペルガー症候群は大きな価値を生み出せると確信しています。
・自分勝手というのは実際のところ、、
ではなぜ?自分勝手、自己中さが良いものなのでしょうか?
それは実際のところ、以下の要素があることを意味しているからです。
①自分のゴール・目標・理想に対して道を作り、自分の足で突き進める、邪魔をはねのけ、思うがままに・・・
②常識がどうあれ、自分の信念・正義を持ち、行動できる
この2つの要素は、確かに側から見れば「自己中」ですが、決してマイナスなものではなく、むしろ誇りある人生のために重要なことです。
面白いのは、目標が、利他的であり利己的でもあるなら、自己中なのに最終的に、自己中でなくなります。
ジョブズもビルゲイツも、自己中なのは、この2つの要素を持っているからそう見えるだけなのです。そして大きな価値を生み出しました。
・リーダーは自己中?
また自分勝手、自己中は究極的には「責任感」「使命感」を生みだします。
意外かもしれませんが、リーダーは、多くの場合、自己中です。人々を率いるリーダーの心には「私が彼らを導く必要がある」といったり、「私が世の中を変える必要がある」と思っています。
よく考えてください、これはものすごい自分勝手です。自己中です。
だからこそ、彼らは本当に世界を変えられるのです。
なぜなら、彼らには先ほど述べた上記の2つの理由に加えて、「責任、使命」を感じているのです。
会社の理念、経営理念・企業理念だってそうです、「お客様の満足を届ける」といった言葉も、全てその企業の勝手なのです。企業がそうしたい、だけです。
でも、本気でやっているからこそ、実現するのです。
マズローの欲求階層説でも、高度な欲求は「人のために何かしたとき」です。
もしかしたら、究極の自己中は、究極の他者中なのかもしれませんね。
・だから、自分勝手は良い!
ですから、決して自分勝手を一概に悪いと決め付け、消し去ろうとしないでください。
もちろん、自分勝手も悪い方向に働くときもあります。人に無理やり押し付けた場合、完全に悪になってしまいます。
ですが、これは「ナイフは人を殺せてしまうけど、ナイフが悪いわけではない」レベルの話です。
要は使いようです。自分勝手という感覚すら、私たちは活用できるのです。
アスペルガー症候群の誇りある人生のために
INてぐらるでした。